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セミナーレポート
更新:2022.07.19
7月8日(金)「~エグゼクティブコーチを支えるコア・コンピテンシーとは~」というテーマでプロコーチ、コーチを目指す方を対象にエグゼクティブコーチでご活躍中のお二人、砂村コーチと小川コーチのトークセッションが行われました。
新たな試みで、小川コーチから参加者の方々への問いかけて回答、その回答も含めて砂村コーチがお話し下さるという方法で、参加者一体となうようなトークセッションとなりました。
コーチングにまつわるコア・コンピテンシーとは、コーチングをする上で基本的な技術的スキルやマインドの能力水準。木でいう根っこの部分。
第2弾の今回は参加者からの回答を受けて、小川コーチが砂村コーチの自己基盤、コーチングマインド、協働関係について、話が広がっていった。
自己基盤は、永遠の課題。プロのコーチとして活動をしていて、判断に迷う時の自分の判断基準=軸が自己基盤に繋がっていくこと。正しい、間違っているでは無く、自分の軸の部分だといえる。
コーチングマインドは、経営者にとって不都合なところに触れてみるのもコーチの存在価値であり、同じ船に乗って一緒に沈んではいけないし、船に乗らずに沈むのを見ていてもいけない。
協働関係とは、コーチングの役割分担を理解する→相互信頼関係→信頼の度合いが上がっていく、という段階がある。
企業・組織への関わり方、向き合い方のことであり、
砂村コーチにとっては、経営者の周りにはちやほやする人ばかりで、面と向かって批判されたり、指摘されたりする機会が無いので、第三者的にはこう見えていますよというフィードバックを言うようにしているとのことだった。
といった声をいただきました。
経営者へのフィードバック、情報提供、コンサルの配分は?
受ける側はコーチングを受けるというより、意思決定の判断や問題解決など自分に役に立つかどうかなので、情報提供やコンサルの割合は多いほう。
経営者の関心事の特に人に絡むところは触れると言っていましたが、なぜ人に絡むことろは、特に触れるのですか?
ここで言う「人」とは、会社の人事に関わる、という意味です。社長の意向や意思決定はそのまま社員に影響を及ぼします。増してや異動や昇給、昇格はもちろん、評価制度などの人事制度に関して影響度が甚大です。だから社長の想いや意図はきちんと確認する必要がある、と考えています。
以上
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